htmlspecialchars: 特殊文字を HTML エンティティに変換する (String 関数) - PHPプロ!マニュアル

PHPマニュアル

htmlspecialchars: 特殊文字を HTML エンティティに変換する

htmlspecialchars

(PHP 4, PHP 5)

htmlspecialchars特殊文字を HTML エンティティに変換する

説明

string htmlspecialchars ( string $string [, int $flags = ENT_COMPAT [, string $charset [, bool $double_encode = true ]]] )

文字の中には HTML において特殊な意味を持つものがあり、 それらの本来の値を表示したければ HTML の表現形式に変換してやらなければなりません。 この関数は、これらの変換を行った結果の文字列を返します。 これは、日常的な Web プログラミングにおいて最も有用な変換を行います。 全ての HTML 文字エンティティを変換する必要がある場合には、代わりに htmlentities() を使用してください。

この関数は、掲示板やゲストブックなどでユーザが書きこんだテキストから HTML のマークアップ用文字を取り除く場合に有用です。

変換対象となる文字は以下の通りです。

  • '&' (アンパサンド) は '&' になります。
  • ENT_NOQUOTES が設定されていない場合、 '"' (ダブルクォート) は '"'になります。
  • ENT_QUOTES が設定されている場合のみ、 ''' (シングルクオート) は '''になります。
  • '<' (小なり) は '&lt;' になります。
  • '>' (大なり) は '&gt;' になります。

パラメータ

string

変換される文字列。

flags

オプションの 2 番目の引数 flags は、 シングルおよびダブルクオートされた文字や無効なマルチバイトシーケンスをどのように扱うかを指定します。 デフォルトの ENT_COMPAT は下位互換性のためのモードで、 ダブルクオートは変換しますがシングルクオートは変換しません。 ENT_QUOTES が設定されている場合は、シングルクオートとダブルクオートを共に変換します。 ENT_NOQUOTES が設定されている場合は、シングルクオートとダブルクオートは共に変換されません。 さらに、5.3.0 以降ではこれらの定数を ENT_IGNORE と組み合わせることができるようになりました。 ENT_IGNORE と組み合わせると、 無効なコードシーケンスが含まれる文字列を渡した場合に 空の文字列を返すのではなく無効な部分を切り捨てるようになります。 脆弱性の元となることがあるので、これは使わないようにしましょう。

charset

変換に使用される文字セットを指定します。 デフォルトの文字セットは、ISO-8859-1 です。

この関数を使ううえでは ISO-8859-1ISO-8859-15UTF-8cp866cp1251cp1252 そして KOI8-R は事実上同等です。これらの文字セットでは、 htmlspecialchars() の影響が及ぶ文字がみな同じ位置にあるからです。

PHP 4.3.0 以降では、以下の文字セットをサポートします。

サポートする文字セット
文字セット エイリアス 説明
ISO-8859-1 ISO8859-1 西欧、Latin-1
ISO-8859-15 ISO8859-15 西欧、Latin-9 。Latin-1(ISO-8859-1) に欠けている ユーロ記号やフランス・フィンランドの文字を追加したもの。
UTF-8   ASCII 互換のマルチバイト 8 ビット Unicode 。
cp866 ibm866, 866 DOS 固有のキリル文字セット。 4.3.2 以降でサポートされます。
cp1251 Windows-1251, win-1251, 1251 Windows 固有のキリル文字セット。 4.3.2 以降でサポートされます。
cp1252 Windows-1252, 1252 西欧のための Windows 固有の文字セット。
KOI8-R koi8-ru, koi8r ロシア語。4.3.2 以降でサポートされます。
BIG5 950 繁体字中国語。主に台湾で使用されます。
GB2312 936 簡体字中国語。国の標準文字セットです。
BIG5-HKSCS   Big5 に香港の拡張を含めたもの。繁体字中国語。
Shift_JIS SJIS, 932 日本語。
EUC-JP EUCJP 日本語。

注意: これら以外の文字セットは理解できず、かわりに ISO-8859-1 を使用します。

double_encode

double_encode をオフにすると、PHP は既存の html エンティティをエンコードしません。 デフォルトでは、既存のエンティティも含めてすべてを変換します。

返り値

変換後の文字列を返します。

変更履歴

バージョン 説明
5.2.3 double_encode パラメータが追加されました。
4.1.0 charset パラメータが追加されました。

例1 htmlspecialchars() の例

<?php
$new 
htmlspecialchars("<a href='test'>Test</a>"ENT_QUOTES);
echo 
$new// &lt;a href=&#039;test&#039;&gt;Test&lt;/a&gt;
?>

注意

注意:

この関数は上記のあげたもの以外に関しては一切の変換を行わないことに注意してください。 すべての変換を行うには htmlentities() を参照してください。

参考


PHPマニュアル



Pick Up Q&A

Q
ログファイルの中の空のデータ行を削除したい
 このエントリーをはてなブックマークに追加 
A
ログのデータ個数(列数)が固定で、空のログが"<><><>"だと既知であれば if ($line === "<><><>") { continue; } で読み飛ばしてもいいのでは? ...

>>続きを読む

まずは配列や文字列の扱いから、じっくり勉強して行きましょう。

▲解説者:岡本(アシアル株式会社 教育コーディネーター兼 システムエンジニア)