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XCacheでパフォーマンス向上

2006/11/02号のTIPS「eAcceleratorでスピードアップ」で、eAcceleratorについて紹介しましたが、今回はいくつかあるPHPのアクセラレータの中でも、最近有望視されている(?)ひとつである、XCache(http://xcache.lighttpd.net/)について紹介したいと思います。

PHPのアクセラレータとは、PHPのバイトコードをキャッシュし、コンパイルにかかる時間を減らし、プログラムの速度を向上させることができるものです。

サーバにアクセラレータを組み込むだけで、プログラムを特に変更することなく、簡単にPHPスクリプトのパフォーマンスをあげることが可能です。

今回は、APC、eAccelerator、等々いくつかあるアクセラレータの中のひとつXCacheのインストールについて紹介したいと思います。尚、試してみた環境はCentOS5、PHP 5.1.6、XCache 1.2.1となっています。

それでは、早速インストールを行っていきしょう。

まずは、ソースコードをダウンロードし、解凍します。

今回使用するのは、2007年7月1日にリリースされた最新バージョンXCache 1.2.1となります。

cd /usr/local/src/

wget http://xcache.lighttpd.net/pub/Releases/1.2.1/xcache-1.2.1.tar.gz

tar xvzf xcache-1.2.1.tar.gz

つづいて、phpizeとconfigure。

phpize

./configure --enable-xcache

そして、make、make install

make

make install

上記でインストールは完了です。make install後にインストール先が表示されますので、こちらを下記の設定ファイルに設定します。(今回環境では、 /usr/lib/php/modules/xcache.soにインストール)

あとは、php.iniへXCache用の設定を追加します。ダウンロードしたソースの中に「xcache.ini」という、見本ファイルがあるのでこちらを参考に設定します。

今回は、php.dディレクトリにxcache.iniとしてコピーしました。

cp xcache.ini /etc/php.d/xcache.ini

あとは、インストールしたサーバの環境に合わせて、xcache.iniを変更します。今回は以下の部分を変更しました。

zend_extension = /usr/lib/php/modules/xcache.so
xcache.size  =                32M
xcache.var_size  =            16M
xcache.mmap_path =    "/tmp/xcache"
xxcache.coveragedump_directory = "/tmp/xcache_cov"

最後に、apacheを再起動し、XCacheを有効に。phpinfo()で確認してみましょう。

phpinfo()の結果

phpinfo

実際に適当なアプリでアクセラレータを使用しない場合とのパフォーマンスを比較してみました。テストにはapacheに付属しているベンチマークプログラム、abを使用し、接続数1000、同時接続数10で計測しました。

ab -n 1000 -c 10 http://example.com/pukiwiki/
##デフォルト(アクセラレータなし)
Concurrency Level:      10
Time taken for tests:   86.644329 seconds
Complete requests:      1000
Failed requests:        2
   (Connect: 0, Length: 2, Exceptions: 0)
Write errors:           0
Total transferred:      11262924 bytes
HTML transferred:       11047494 bytes
Requests per second:    11.54 [#/sec] (mean)
Time per request:       866.443 [ms] (mean)
Time per request:       86.644 [ms] (mean, across all concurrent requests)
Transfer rate:          126.93 [Kbytes/sec] received
##XCache使用
Concurrency Level:      10
Time taken for tests:   38.545037 seconds
Complete requests:      1000
Failed requests:        0
Write errors:           0
Total transferred:      11245448 bytes
HTML transferred:       11030233 bytes
Requests per second:    25.94 [#/sec] (mean)
Time per request:       385.450 [ms] (mean)
Time per request:       38.545 [ms] (mean, across all concurrent requests)
Transfer rate:          284.89 [Kbytes/sec] received

Requests per secondの値で比べてみると、11.54 → 25.94 と大幅に早くなっているのが分かります。

また、XCacheには管理者用ページも付属しており、XCacheの設定やキャッシュの状況がwebブラウザから確認することができます。

ダウンロードしたソースの中のadminディレクトリをドキュメントルート以下にコピーします。

そして、php.ini(今回はxcache.ini)の[xcache.admin]部分でユーザ・パスワードを設定します。

vi /etc/php.d/xcache.ini

	[xcache.admin]
	xcache.admin.auth = On
	xcache.admin.user = "admin"
	xcache.admin.pass = "1a1dc91c907325c69271ddf0c944bc72"
	;xcache.admin.passにはmd5化した値を記述「md5("pass");の値を設定」

あとは、apacheを再起動し、ブラウザでadminにアクセスすれば、管理画面が表示されます。

※管理画面

管理画面

アクセスの多いサイトや処理が重いと感じるなど、パフォーマンスにお困りの方は是非試してみる価値はあると思いますので、利用してみてください。

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$_POST["data"] == "男" ? $val = "checked" : $val = "" ; の意味は以下と同じです。 if($_POST["data"] == "男"){ $val = "checked; } e...

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kende様のご指摘通り、三項演算子を使用する際には、コードの複雑度などを考慮する必要がありますね。書きやすさと共に可読性も追求したいところですね。

▲解説者:岡本(アシアル株式会社 教育コーディネーター兼 システムエンジニア)