PHP 中級 講座

第1回 PHPでオブジェクト指向実践1 (その1)

前書き

がる先生
大変にご無沙汰をしております。
がるです。「帰ってきたがる」です。
だとすると…いつかは「がるタロウ」となるのでしょうか?
などという古い話は、丈夫な棚の上に置いておきまして。
今回は、世間様で賑々しい「オブジェクト指向」について、より正確には「オブジェクト指向プログラミング」について、少しお話をさせていただければと思います。



「オブジェクト指向」などと聞くと、なんか難しそうだったり大仰そうだったり真新しい概念だったりしそうなイメージがありますが。
私がこの書き方をする時のいつものパターンのごとく。
実際には、簡単に使う事が出来ますし、概念としても幾分ではなく古いものになります。
そんな「昔からのお道具」といっても決して過言ではない、ただ、そのわりに案外と「縁遠い感のある」オブジェクト指向プログラミングを、実際のプログラミングをベースにして語っていく事ができれば、と思います。

また、しばしの間おつきあいいただければ幸いです。

前夜

がる先生前提として「業務で用いている」システムを想定します。
今回は、いわゆる「BBS(電子掲示板)」を扱おうと思います。そうですねぇ…「コミュニティの場所を提供している、そのコミュニティのための掲示板」という感じにしてみましょう。
とりあえず「動くように」ということで作られたシステムですので。
幸いにもSmartyは使っているものの、全体としてはいわゆる「一気にベタっと」書いてあるタイプのプログラムです。

もちろん。
「何も変更がない」のであれば、動いている今のシステムでもなんの問題もなかったのですが………

[現在のソースコードの状態と大まかな流れ]

ディレクトリ構成:

wwwroot/ - read.php	// 掲示板の内容を読むプログラム
         - write.php	// 掲示板に書き込むプログラム
         - data /	// データディレクトリ
                info.csv	// インフォメーション掲示板のデータ
                hoge.csv	// ほげ掲示板のデータ

プログラムの状況:
read.php

  // 掲示板名を取得:対象になるデータファイル名を確定

  // ページ数を取得

  // ループして、出力データを作成

  // Smartyを作ってassign

  // 出力

write.php

  // 掲示板名を取得

  // データのチェック(validate)

  // 書き込み

  // readにリダイレクト

データの内容と持ち方(1メッセージ1ファイル)

  • メッセージは以下の要素を持つ
  •  *タイトル
     *email
     *ハンドル名
     *書き込み本文
  • メッセージはcsvで保存されている

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